SALMO(サルモ) Salmo Slider(サルモ スライダー) 10S
ただ巻きS字系、グライドルアーの元祖がコレである。
オリジナルであること。それはとても難しく、勇気のあること。20年以上もの間ヨーロッパを中心に世界中で愛されているルアーブランドのひとつであるSalmo。その全てのルアーは魚類学を学んだ熱心なアングラーチームによってデザインされ、ひとつひとつ、水槽でのスイムテストをクリアしたルアーだけが世に送り出され続けている。釣り人達がどのルアーを選んでも最高のパフォーマンスをするためには当たり前のことだと彼らは言う。そして頑に100% made in Poland というプライドを護り続けているのだ。
その中でも一際の輝きを放つのがサルモ・スライダーである。現在ではよく知られる「S字系」ルアーのオリジナルとも呼ばれているスライダーだが、リアルフィニッシュ指向の強い日本ではこれまで鼻の良い少数のアングラー達にしか知られていなかったかもしれない。
ルアー釣りの原点に返って欲しい。よく飛びよく動く。そして魚を釣る。長きに渡り存在し続けるルアーには必ずその理由がある。2002年のデビュー以来、人気No.1を維持し続け、他のコピールアーの追随を許していない。
基本的なアクションはタダ巻きによるグライディングアクションだが、軽くトゥウィッチを加えるとヒラを打ちバランスを崩す。ジャークベイトとカテゴリー分けされるルアーだけあって、長いストロークのジャーク&ポーズ・ユニークなフォールアクションは様々なフィッシュイーターに強烈にアピールする。今回は4種類の、淡水海水を問わず使用して頂けるフルサイズの展開となる。
【 SD10S】
◆タイプ : SINKING ◆サイズ : 10cm ◆重量 : 46g
◆素材 : 樹脂(プラスティック) ◆原産国・生産国 : ポーランド
◆潜行深度 : 1mまで
カラーバリエーション
BBH |
GRS |
HOP |
REH |
TIT |
RER |
WRP |
RET |
RPH |
●SD10SとSD12Sのモデルはどちらもシンキング。
現地ではパイク、ザンダーといった大型のプレデター向けに開発されたモデル。しっかりと水を押しながらS字を描くアクションは彼らの補食本能を強く刺激する。日本ではブラックバスに留まらず、アカメやモンスターシーバスを狙った”勝負ルアー”になってくれることだろう。巻くも良し、流れに乗せて誘うのも良し。ビッグフィッシュを狙うアングラーに是非試して欲しい本物のヨーロピアンビッグベイトだ。SD10は♯1、SD12は♯2/0と大物にも安心のフックサイズを装備し、潜行深度はSD10Sが1m、SD12Sが2mまでとなっている。
Salmoではもともとサーモン族を対象としたトローリング用のルアーが、結果的には大規模河川での完璧なキャスティングルアーになったという話が語り継がれている。他にもバーチカルな釣りに特化して開発されたルアーが、実はトローリングに最適だったり。そう、ルアーとはその使い手によりそのポテンシャルをさらに引き出されるもの。魚種に捕われず、様々なフィールドで投げてもらいたい正統派グライドベイトです。
水中を軽やかにS字を描いて、フィッシュイーターを狩る。よく飛ぶし、同じ動きをするルアーがありません。世界で使われて認められているから。だから一つは持っていたいルアー!
【日本での主な対象魚】
ラージマウスバス、スモールマウスバス、マルスズキ、ヒラスズキ、アカメ、イトウ、ナマズ、シイラ、サワラ.. など。