Mangrove Studio MARiB68(マングローブスタジオ マリブ68)
大野ゆうきプロデュース 「マリブ」に、ダウンサイズモデル「68」登場。
湾奥の超エキスパートアングラー「大野ゆうき」。
彼の感性が求めた、当時としては思いもよらない発想を実現化した、最も進化したシンキングペンシル「マリブ」は、デビューから数年、今なお多くのアングラーから「必ずボックスに入れておきたいルアーの一つ」と評され、絶大な信頼を得ている。
「マリブ」は、それまでのシンペンの使い難かった部分を、徹底的に改善する!をテーマに開発された。
リトリーブ時にアングラーが感じる引き抵抗のアップ。
ラインが横風に煽られる状況や、足場の高い位置からでも、なるべく足元まで浮き上がりを抑えるレンジキープ力。
難しい魚にも口を使わせる、強い喰わせの能力と長時間バイトを出し続けるスレ難さ。
同ウェイトのライバルを大きく上回る遠投性能。
しかも飛行姿勢を常に安定させ、同じスポットへ繰り返し投げ込んでも、着水点のブレが少なくなるように。
レンジキープできるシンキングペンシルとして開発したシンペンコンセプトミノー。基本はスローリトリーブ。シンペンの長所である、遠投性と波動を抑えたアクションはそのままに、リップをつけることで無駄な浮き上がりや蛇行を防止し、レンジキープ・トレースラインキープを可能に。
これらの難問を、彼は柔軟な発想と高いセンスで解き明かし、約2年半の期間を掛け完成させた。
飛距離のみを追求したルアーとは異なり、水中に入ってからの性能も高いものこそ、より完成されたルアーである。
マリブのラインナップには68mm、78mm、92mmの3サイズが用意されている。
良くご覧になれば、サイズごとに微妙にボディーラインやウェイト配分が変更されているのが分かるだろう。
そのままの等配分で伸ばしたり縮めたりするだけでは、決してその性能は移行出来ないのがルアーデザインの難しいところ。
時間が掛かることを承知で本気で作り込んだからこそ、それぞれのサイズで十分に機能を発揮するよう仕上がっている。
68は水面付近~60cm、78が水面付近~80cm、92は水面付近~120cmあたりまでが有効レンジ。
リトリーブスピードや操作角度(ティップ位置)により探れるレンジが変えられる。
またカウントダウンしてからリトリーブをスタートすれば、より深いレンジを探る事も出来る。
感覚を掴めば、ある程度意図的にレンジ操作を出来るようになるはず。 さらに使い込んでスキルが上がれば、スペック以上にレンジを広げて操る事も可能になるだろう。
カラーパターンには、デビュー時から自然界にはまるで存在しないような個性的な色調を多く採用してきた。
もちろんこれも彼の提案によるもの。 当初は「こんなカラー釣れるの?」と敬遠される事も少なくなかったのだが、現在となっては誰もが知っているシーバスルアーの定番カラーが何色も含まれている。
シーバスを釣るための機能を小さなボディーにギュッと濃縮させた「マリブ」を、ぜひ使ってみて欲しい。
◆Type : Sinking
◆Size : 68mm
◆Weight : 9.2g(オーナーフックST46#10標準装備)
カラーバリエーション
CC-9 |
ML-2gr |
GK-09RB |
ML-59 |
CC-7 |
CL-44 |
BH-64 |
CC-45p |
CCP-56 |
P-40 |
ML-7R |
HM-44 |
BH-65 |
MT-66 |
ミノーのレンジキープ力と、シンペンの緩い波動アクションを高次元で融合させあらゆるコンディション下で抜群の使いやすさと安定した飛びを実現したマリブ。
オリジナルの78を発売して以来、アングラーがひしめくハイプレッシャーエリアはもとより、
全国各地で今まで攻め切れなった状況の切り札として、多くのユーザーから高い指示を頂きました。開発者の大野ゆうき氏自身も、「このルアーなしではプレッシャーの高い港湾部の取材には挑めない」と断言するほど。
今回そのマリブに、スモールサイズの68(68mm)が新登場。彼自身がフィールドで納得行くまでテストを繰り返し、マリブの本質を全く損なう事なく、ダウンサイズモデルを完成させました。
そのサイズからは想像出来ない程の飛びと正確性は、「68」でも健在。リトリーブ移れば、スモールサイズにも関わらず、しっかりとした引き抵抗が伝わり、横風を受けながらのリトリーブでも、トレースラインを外す事なくしっかり攻め切れます。アクションは勿論、マリブ特有の緩やかなS字アクションをしっかりと継承。
今までマリブが活躍していた場面で、次の一手としてこのダウンサイズモデルを
ローテーションすることで、更なる釣果を引き出してくれるでしょう。